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zoom RSS 【ビジネス書】日本の伝統/岡本太郎

<<   作成日時 : 2009/06/22 06:03   >>

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「過去はあくまでもわれわれにとって口実であるにすぎません。
 現在にこそわれわれが負わなければならない責任があるのです。
 ならば、なにも過去の遺産の分量だけにこちらの精神活動を制限
 してしまうことはないし、鑑賞法のきまりの中にせばめる必要は
 さらさらにないのです。」
  <第四章 中世の庭 より>

「つまり、この本は古美術の解説書でも、「昔こんないいものがありましたよ。
 結構でしょう。きれいでしょう。」という、讃美の論でもない。若い日本の
 情熱をはばもうとする、固定した伝統主義をひっくり返す、テロであり、
 爆弾であったと言えよう。」
  <解説「創造する美」 岡本綾子(岡本太郎記念館館長)>

この本の本質はこの表現に凝縮されている気がします。

日本の伝統 (知恵の森文庫)
岡本 太郎
光文社
売り上げランキング: 19058


前著、「今日の芸術」に比べて少し難しい表現が多かった気がします。
正直、芸術論なんてわからないが、なんとなく柳宗悦などの古いものに
こそよさがあるという民芸運動に対するアンチテーゼを感じます。

あくまでも、日本の伝統的な美に対して敬意ははらっているものの新しい
芸術を作っていくには過去を振り返るのではなく、参考にしながらも現在
未来に向かって新しい価値観を醸成し、その価値観を受け入れる土壌を
作っていかないと日本芸術の衰退を招くという警鐘なのでしょうね。

追伸:
 最近、「光文社知恵の森文庫」が個人的なブームです。
 芸術系ジャンルが豊富で、安い!笑 本を大量に読む身からすると
 内容も濃くて、安いのでとてもコストパフォーマンスがよいです。

 かなり種類があるので本屋さんで文庫コーナーで一度眺めてみて
 ください!


■リンクする本(派生する本)
今日の芸術―時代を創造するものは誰か (光文社文庫)
岡本 太郎
光文社
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